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1975年創業のイタリア MONATA社が鞣すフルベジタブルタンニンレザー 

ここ数年でイタリア製の”革”を使った商品も、どこでも買える世の中になっていますねぇ。


しかし。。。イタリアのどこで、どうやって作られ、

どのように流通した”革”なのか定かでない”モノ”が多いのも事実です。


イタリアから輸入したから、イタリアンレザーなんて事もありますからね(汗)


原皮(革になる前の皮)は輸入して、鞣すのは国内、

需要と供給の面で仕方のない事ではあるんですけどね。


それでも、鞣した工場、その工場の鞣しの工程・手法がどのようなのかは、

使用する身としては、知っておきたい所ですよね!











1975年創業のMONTANA(モンタナ社)はイタリアでも特定のタンナーしか加盟できない


植物タンニン鞣し革協会の一員でもあり、

昔ながらの職人気質を守りながら伝統と技術革新の両方を掲げている有力タンナーです。


同社では毛付きの原皮から鞣しをしていて、操業当時から今も変わらずドラムを使い、

プールを使わず革を鞣し続けています。


手間暇を惜しまずに昔ながらの手法で化学薬品や顔料を使わずに鞣している

フルベジタブルタンニンレザーは革本来の豊かな表情と経年変化が味わえる逸品です。


その確かな品質は世界中の有名ブランドなどがこぞって指名することでも証明されます。




※写真でも分かるドラムの大きさ



※年期の入った大きなドラムと職人さん










色々な種類(加工の種類)の革を作っている”MONTANA社”


その中でも、私達が特に気に入って使わせて頂いてるのが


"ART VINTAGE"と"セコイア"と名前を付けらているレザーです!


まずはART VINTAGEからご紹介しますね!










経年変化で味が出始めたような雰囲気、

ヴィンテージレザーのような風合いを持ち合わせた独特な存在感が特徴です。


天然植物から抽出した染色剤(アリニン)を使って革を鞣す製法で水性染料を革の中まで


染み込ませ革本来の銀面を生かしているため透明感のある仕上がりになります。


上品さとヴィンテージ感が絶妙に溶け込んだ革は使えば使うほど魅力を増していきます。


通常ヴィンテージレザーは手入れをしていても使用シワやゴワ付き、


色褪せ、革も痩せていてるものが多いんですよね。。


それが”アジ”と言えば”アジ”なんですが笑


モンタナ社のビンテージは、適度な使用シワ、ゴワツキ、


絶妙な色褪せ感を技術で作り出しているんです!





革の個体差があるので全てに違いがあるのも魅力ですね!

最大限に自然のままを活かしつつ、使い込んだようなレザーに仕上がっています。


革製品は購入後、良い意味でも悪い意味でも”新品”感がありますよね!


それが私は、ちょっと苦手でして。。


良くお湯に付けて揉みまくったり、紙やすりで擦ったり、自分で加工してました笑


ART VINTAGEはすでに加工されていて、


しかも”育てられる”楽しみもある、理想的な革ですね!








SEQUOIA(セコイア)はタンニン鞣しの製法により、天然の革の銀面(表面)を


活かした艶のある美しさが特徴のスムースレザーです。


たっぷりとオイルが含まれているのでしなやかさと滑らかさがあり、


手に吸い付くようなもちもちとした触感です。


使い込むほどに味を増し、美しい経年変化が楽しめます。


その深みのある美しさは時間とともにより愛着のあるものへと昇華していきます。




オイルがたっぷり染み込んだセコイアレザーは、とにかく手触りが最高なんです!


しっとりしていて、しなやかで、手に吸い付くような感覚があり、

女性にも人気のある革なんですよ。


画像では伝わりづらいなのがとても残念です。。。


購入時から革がしなやかで柔らかいので、

クセが付くまで使用するとか煩わしさもないのが特徴ですね!










↑のマークとタグ、見たことありますか??


イタリア植物タンニン鞣し協会が発行する、植物タンニン鞣しで作られた”革”の証明です。


タグ記載のナンバーは全て違っています!協会所属のタンナーからの仕入れた革のみに

取り付ける事が出来るんです。









VEGETABLE TANNING ASSOCIATION―イタリア植物タンニン鞣し革協会


熟練職人の手によって長い時間をかけて丁寧に加工されるベジタブルレザーは


天然の植物由来のタンニン成分を使用して鞣された環境や自然に優しく、

美しい色彩が魅力のレザーです。


使い込むほどにしっとりとした触り心地と上品な光沢が増し、

本革独特の上品な表情が深まっていくのが特徴です。




1994年、イタリアの伝統的な革なめし業に従事するタンナーが


その伝統的な方法で鞣した革の品質保証を目的に

「イタリア植物タンニン鞣し革協会」を設立しました。


協会に所属するタンナーが鞣した革だけに付与されるのがこのタグで、

高品質レザーとしての証となります。



イタリア・モンタナ社もここに加盟している数少ない自然派タンナーなんですね!








シンプルなバックルの35mm幅の”セコイア”仕様のベルトです!





手触りの良く・しなやかな”セコイア”の特性を存分に感じれるのはベルトが一番ですかね!


セコイアは革の”裏側”も独特で毛羽立ちはほとんど無く、滑らかなので、

ベルトもスムーズに通せるし、ベルトを通した後に”カス”が付きづらいのも特徴ですかね!


35mm幅はビジネスでも使えるし、普段使いにも対応するベルト幅なので、

ギフトにはおススメなんです。




35mm幅の着用イメージです!ベルト長を調整出来る仕様なので、

女性でもご使用頂けますよ!





40mm幅もありますよ!これから季節的に暑くなると、

シンプルなコーディネイトになるので、アクセントにおススメです。




この他にもバックルの種類は沢山ありますし、栃木レザーのモデルもございます。

お気に入りやギフトに最適な1本を見つけてみてはいかがでしょうか?


最後までお読みくださりありがとうございます。

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