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SUI-粋

SUIのブランドコンセプトについて 【 SUI 其の一 】


レザーウォレットブランド(グッズもやっています!) 「粋(スイと読みます)」は”2つ”の美意識「イキ」・「スイ」をベースにしています。




【2つの美意識とは!?】 東京と大阪の「粋」について


よく「粋(イキ)だね!」など、昔から使われている言葉があります。

この言葉は江戸時代から現在も使われており、「庶民の生活」から生まれてきた美意識になります。

最初は男性に対して多く使いましたが、江戸後期になると主に女性に対しても使われ、一種の美的理念を表す言葉として定着しました。




「粋・いき」は本来、“意気”であり、「意気込み」“やる気”や“心構え”などを表していた言葉でのちに“ピュア”を意味する「粋」の字が当てられました。



「いき」と「すい」 読み方の違いの意味



上方(大阪)の「粋(すい)」は恋愛や装飾などにおいて突き詰めた末に結晶される文化様式(結果としての、心中や絢爛豪華な振袖の着物など)


であるのに対し



江戸における「粋(いき)」とは突き詰めない、突き放さず突き詰めず、常に距離を接近せしめることによって生まれると言われます。





【 江戸の「粋・いき」は吐く息に通じ、不要なものはため込まず、サッパリ・スッキリとこそぎ落とす引き算の美になります。 】

それに対して、


【 上方(大阪)の「粋・すい」は吸う息に通じ、何でも取り入れ、蓄積していく足し算の美です。 】




このように、東京と大阪で、「粋」に対する美意識の違いがあり、それが現在にも伝わりながら、色々なクリエイティブなモノ・作品・あり方に進化していると

想像してみると楽しいですよね。


「粋(すい)」ブランドは、「イキ」にも「スイ」にもなる、


2つの美意識をベースにシンプルで、遊び心あふれるデザイン、使いやすさにこだわった機能性を重点にデザインしています。



長くなってしまいましたが笑 SUIの物作りの背景を知って頂くと、”物を見る視点””価値観”が変わってきます。


財布1つ作るにも、色々な人が関わりそれぞれに魂を込めた”仕事”で成り立っています。


視点を変えて1つの物を見れば、その物の本質、それに伴う価値観にも変化が現れるはずです。


次回は、SUIの名前の由来、ロゴに秘めた意味合い、遊び心溢れる小物を紹介したいと思います。

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